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病棟看護師 磯部英美

 名古屋の病院に勤務した後、結婚を機に富士市へ移り、当院に転職。4度の出産の都度、育児休暇を取りながら働き続け、現在は4人の子育てと仕事を両立しています。

外来担当から急性期病棟の担当に。

 外来看護を10数年やっていましたが、昨年から急性期病棟を担当することになって、今はまだまだ学ぶことばかりです。
 外来担当の頃はいろいろな患者さまが来られるので、患者さまの様子を見て緊急の度合いを即座に把握して優先的に処置したり、検査などでお待たせする時間にどう対応するか考えたりと、限られた時間でベストな対応を考えることに看護師としてのやりがいを感じていました。

外来とは違う「やりがい」を感じています。

 病棟では、一人ひとりの患者さまと毎日じっくり向き合うという点で、外来とは違った「やりがい」を感じています。患者さまが退院した後の生活スタイルまで想定し、患者さまやご家族、介護の関係者などと看護の仕方を考えるのも看護師の役目です。患者さまとの距離が近い分、心に残るエピソード満載の日々。急性期の患者さまが自分の力で良くなっていく過程がよくわかるのが嬉しいですね。当院には個人の診療所と違って多彩なドクターやスタッフがいるので、いろいろな見解が飛び交うカンファレンスができ、一つの意見に偏らないのが当院の良さだと思います。
 異動はしましたが、15年も慣れ親しんだ職場は、すっかり私の「居場所」です。整形外科の患者さまは元気な方が多いこともあって、スタッフがとても明るい雰囲気。新しいことを学びながらも子育てとうまく両立して、がんばりすぎることなく長く働き続けていきたいと思っています。